50人のヒキダシ
ヒキダシを閉めると、別のヒキダシがぴょこんと飛び出す?
この現象こそ、大川のヒキダシ家具が持つ高い気密性の証拠。
伝統的な婚礼箪笥づくりの技術を持つ丸田木工の職人によって、
次はどこが開くのか、ドキドキしながら開け閉めしたくなる50個のヒキダシがついた大きな家具ができました。
家具の表面は4mの一枚板から切り出した。
すべてのヒキダシの木目がズレることなく、通しになっていて美しい
大川が誇る気密性の高さを
体感してほしい
大川のタンスはヒキダシと壁面がほぼ遊びなく接しており、中は密閉状態。湿気や虫を侵入させず、中身が傷みません。丸田木工はそんなヒキダシづくりの名手。代表の丸田真大さんは「両面から引き出せるヒキダシづくりは初めての挑戦。通常のタイプよりもさらに正確な角度で箱を組み、一つ一つ箱を擦り合わせ密閉度を高めました」と話します。精度の高い技術を持つ丸田木工だから実現できる、開け閉めの感触を体感できるヒキダシ家具となりました。
ヒキダシは両面から開くという珍しい設計。
それぞれのヒキダシには、様々なジャンルのクリエイター、文化人、企業家など総勢50名の
思い出の品や普段使っているこだわりのアイテム(私物)を収め、
「あの人のクリエイティビティを覗き見」しているような体験ができる
次々にヒキダシを開けたくなる楽しい展示となりました。
FACTORY PROFILE
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丸田木工株式会社(まるたもっこう)
創業は昭和33年。伝統的な高級婚礼家具から現代のライフスタイルにあったチェストまで、蟻組で頑丈に組み上げるヒキダシづくりの名手。100%自社製造のため、ヒキダシの段数やサイズなど細かなオーダーにも対応できる
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営業所・工場
〒831-0041 福岡県大川市大字小保712-10
Tel 0944-88-1313
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