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社員が一堂に会し活発に意見を交わし合う会議と、ひとりきりで集中して思案する時間の両輪があってアイディアが生まれていく

「大川の職人技を体で感じながら自分の中でアイディアを弾けさせる」

 「ひとりでアイディアを生みだすときは、自分の中に蓄積している経験や知識をいかにスパークさせるかが勝負。ノイズをシャットアウトして集中したいので、こうした“おこもり部屋”は最適です」と話す代表の小山薫堂さん。「大川家具は職人さんがミリ単位の技でつくる本当にいいものというイメージ。今回はその中に入って大川の芸術的な技を体で感じられる」と、大川の木工技術の粋を集めた快適な空間に期待が募ります。社員全員で制作過程を追う会議では、「コワーキングスペースに置いては?」「お父さんのおこもり部屋に良さそう!」と、完成の“先”まで見据えた使い道も次々に。このヒキダシ家具は、早速アイディアを生み出す場所になっていました。

  • CREATOR’S PROFILE

  • 小山薫堂とオレンジ・アンド・パートナーズ

    放送作家・小山薫堂が率いる企画プロデュース集団。ブランド、施設、地域…あらゆるジャンルにおいて“SURPRISE & HAPPINESS”をテーマにアイディアを生み出し続ける。自社グループで料亭やレストラン経営も手掛け、リアルな「場所」から新しい価値を発信する。

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「工房と桐の強みを活かしきる挑戦するなら、難しいほうが面白い」

 工房の扉を開くと、昔ながらの木工道具で桐に向き合う職人たちの姿。創業は明治45年。桐里工房は一人一品製作のスタイルで桐製家具づくりを続けている、大川でも数少ない工房です。三代目社長の稗田正弘さんは「福岡県版 現代の名工」「大川の匠」に認定された一流の職人。「先々代から受け継ぐ歴史と伝統、学びを基に発展させていきたい」と、組み立て式のベッドやアームチェアなど新たな桐製家具を生み出しています。そんな稗田さんにとって、“人が入る空間づくり”は腕のなる挑戦。「壁面の組手の部分は全てのパーツをズレなく仕上げるのは大変でしたが、職人総がかりで楽しくつくりました」と稗田さん。伝統と新しさが同居する極上の桐空間が完成しました。

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  • FACTORY PROFILE

  • 桐里工房(きりこうぼう)

    桐里工房の総桐たんすは福岡県の特産工芸品に指定されている。伝統的な製法を守る一方で、古い桐製家具を更生・修復・カットし、現代のライフスタイルに合わせるリノベーションも手がける。素材となる桐の植林事業も

  • ショールーム・工場

    〒831-0004 福岡県大川市榎津74-3

    Tel 0944-86-3938

    Mail info@kirikoubou.com

    営業時間/8:00~17:00

    定休日/年中無休(夏期・年末年始除く)

※工場見学も受付けています(要連絡)。
事前にご連絡いただければ週末の対応は可能です。

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一人の職人がひとつの作品を最後まで仕上げるスタイル。職人それぞれが“番庫”と呼ばれる作業台を持ち、その上や周りで黙々と作品に向き合う

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