Image

一般的な部屋に置いても無理のない、実用的なサイズ感を探っていく。「BEAMSのショップの一角に置いてもよさそうですね」(鈴木さん)

「純粋なスタイリングのための道具であり、ストーリーを感じさせるヒキダシでもある」

 全国各地を飛び回る鈴木修司さんにとって、出張コーディネートは重要問題。「現地の天気、TPO、会う人のことを考慮しつつ極力荷物の量も抑える。もちろん季節感や新しく買ったアイテムも取り入れたいですよね」。そう話す鈴木さんは「BEAMSらしさのある純粋なスタイリングのための道具にしたい」と、実用性をとことん追求し、機能を考案しました。同時に大切にしたのはヒキダシの意味。「大事な手紙や最終チェック用の鏡を入れた底のヒキダシを最後に開け閉めすることで、この家具が完成するんです」。それは、出かける前の小さな儀式のよう。「産地の歴史や人の想いが見えるモノに心を動かされる」と話す鈴木さんならではのヒキダシです。

  • CREATOR’S PROFILE

  • 鈴木修司BEAMS JAPAN バイヤー

    1998年にビームス入社。メンズ重衣料からメンズカジュアルウェア、そして“ fennica”の前身である“BEAMS MODERN LIVING”の店舗スタッフ、その後に、“fennica”のMD、“B:MING LIFE STORE”のバイヤーを担当、現在は“BEAMS JAPAN”のバイヤーに従事する。

Image

Image

「職人たちの知恵を持ち寄り本当に使いやすいヒキダシ家具をつくってみせる」

 創業70年、ハコモノ家具の企画力と製造技術では大川で5本の指に入るといわれる馬場木工。代表の馬場末広さん、企画担当の宮部誠三さん、生産部長の馬場弘隆さんをはじめ、熟練の職人たちが、常に使い手のニーズに応えることをモットーに切磋琢磨する日々の賜物です。馬場さんが今回最もこだわったのは板ハンガーの製作。「一見なめらかな一枚板ですが、実は重さに耐えうる強度を出すため細かいパーツを組み合わせ、丁寧に研磨をかけているんです。職人たちが知恵と意見を出し合い、何度も試行錯誤しながらつくり上げていきました」と馬場さん。馬場木工のあくなき探究心と技術が結実した一台です。

Image

Image

Image

  • FACTORY PROFILE

  • 株式会社 馬場木工(ばばもっこう)

    昭和15年創業(昭和63年設立)。学校などに置く備品、キッチン収納、玄関家具、インテリア性に優れた福祉家具まで幅広く手がける、国産家具認定業者。フラッシュ構造の家具のほか、無垢材を使った特注家具の注文も多い

  • 営業所・工場

    〒830-0111 福岡県久留米市三瀦町西牟田2225-6

    Tel 0942-64-5261

    Mail babamokkou@mse.biglobe.ne.jp

    営業時間/8:15~17:10

    定休日/土・日・祝

※平日に限り工場見学も受付けています(要連絡)。
事前にご連絡いただければ週末の対応は可能です。

Image

大きな製品を手がけることも多い馬場木工の工場には、大型の機械も導入されている

Image

戻る