クリエイター × 大川の職人新しいヒキダシ家具をつくる

各界で活躍中のクリエイターが考えたアイディアを大川の職人たちが、確かな技術を駆使してカタチにする。
日本一の匠の技と異分野の感性が融合して、まったく新しいヒキダシ家具が生まれました。

  • クリエーターさんのアイディアと、職人さんの仕事をつなぎます

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  • 相馬唯

    大学卒業後、株式会社ジンクラモトスタジオのアシスタントデザイナーとして勤務。頭だけではなく手で考える造形を大切にし、家電製品や日用品、家具などのさまざまなプロジェクトに参加。2016年に独立、デザインオフィスを開設。今回はクリエイターのアイディアを、大川職人につなぐ役割を果たす。

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「1週間のコーディネートを
考えるヒキダシ」

  1. CREATOR

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    鈴木修司BEAMS JAPAN バイヤー

  2. ×
  3. OKAWA FACTORY

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    馬場木工キッチン収納から福祉家具まで
    ハコモノならお任せ

鈴木修司BEAMS JAPAN バイヤー

1998年にビームス入社。メンズ重衣料からメンズカジュアルウェア、そして"fennica"の前身である"BEAMS MODERN LIVING"の店舗スタッフ、その後、"fennica"のMD、"B:MING LIFE STORE"のバイヤーを担当。現在は"BEAMS JAPAN"のバイヤーに従事する。

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アイディアヒアリング

職業柄日常的に行なっているコーディネート組みの作業を、もっとスムーズにしたいという
鈴木さんならではの発想から構想がスタートしました。

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鈴木さんがイメージをその場でラフスケッチとして描き、アイディアはさらに広がる。

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ラフデザイン

ヒアリングしたアイディアをもとに3Dのラフデザインを作成し、
鈴木さんのイメージに合ったヒキダシ家具のデザインをさらに具体化していきます。

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3Dのラフデザインとサンプルをもとに、細かい部分までイメージのすり合わせをしていく。

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大川職人打ち合わせ

製作に着手する前に職人としてのプロの意見とクリエイターの要望を、
いかにすり合わせて実現に向けて進むかが大切なプロセスになります。

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全体の構造からハンガーの細かい仕様まで、大川職人と打ち合わせを重ねて図面を仕上げていく。

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つくる

機械と職人技が叶える
とことん実用的なヒキダシ

大きな面が多く重量のあるヒキダシ家具のボディには、合板で芯材を挟む“フラッシュ構造”の技法を採用。
無垢よりも軽くてひずみが少なく重さにも強い技法で、実用性には自信あり。
ハコモノ製造で高い技術力を誇る馬場木工の技が光ります。

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技術と企画力で応える

細かなパーツが多い鈴木さんのオーダー。
初回の打ち合わせでは相馬さんが持参したサンプルを挟んで、制作のアイディアを練っていった

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フラッシュ構造で軽さと強さを

馬場木工のフラッシュ構造の技術はピカイチ。大きな機械のパワーはもちろんだが、合板、芯材をズレなく貼り付けるにも職人の腕がモノをいう


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なめらかな触り心地の秘密

今回のように、表面にオイルを塗布する“オイル仕上げ”は研磨が命。ペーパーの目を次第に細かくしながら、
職人の熟練の力加減でしっとりとなめらかな触り心地を実現した

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完成

全国各地を飛び回り、知られざる日本の魅力を発掘しているBEAMS JAPANのバイヤー・鈴木修司さん。
長期出張も多い中でもファッションへの心遣いを忘れない鈴木さんは、1週間分のコーディネートをスタイリングできるヒキダシ家具を考案。
ハコモノ家具づくりでトップを走る馬場木工の確かな技術で、新しくも実用性抜群の家具に。

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    1帽子もアクセもハンガーに

    ハンガーの板部分には木製の帽子掛けやアクセサリー掛けがあり、ひと目でトータルコーディネートができる。出張でも帽子のあるスタイルが多い、鈴木さんならではのアイディア

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    2自在にコーディネートできるハンガー

    ハンガーから垂らしたロープには輪っかをつくり、複数のハンガーを掛けられる仕組みに。トップスからボトムスまで全身のコーディネートがひと目でチェックできる。ハンガーを自在に入れ替えて、出張中の着まわしを考えるのにも役立つ

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    3カバンなどをかける取手

    出張コーディネートは、TPOに合ったカバンも大事な要素。家具内部の側面にはカバンを掛けられる取手をつけた。ここにまとめて掛けておけば、スタイリングも出張準備もスムーズに

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    4小物の収納用ヒキダシ

    ベルト、ネクタイ、ハンカチなどバラバラになりがちな小物は、底に備えた3つのヒキダシに収納して探し物を少なく。こうした小物類の収納スペースは、大川の伝統的な婚礼箪笥にはよく見られる機能で、桐ダンスのヒキダシにも使用されている“蟻組工法”(上写真丸の箇所)でつくられている

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    5ストーリーを感じるヒキダシ

    小さなヒキダシは、大事な書類やパスポート、ちょっとした餞別や息子からパパへの手紙などを入れる場所。コーディネートの最終チェックをする鏡も入っているから、忘れ物の心配もありません

インタビュー